センバツの出場校が28日、発表され、昨秋関東大会4強の浦和学院(埼玉)が選出された。7年ぶり11度目のセンバツ出場となる。

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昨秋からチームを率いる森大監督(31)にとっては、初めての甲子園だ。同校は、昨夏に続き2季連続の出場。30年間にわたって指導した父の森士氏(57)から引き継いだチームで、頂点を目指す。

選手として、コーチとしての経験を積んだ聖地に指揮官として戻る。「前体制の良さを引き継ぎながら、僕が求めていくところを目指していきたい」と精力的に指導。選手が自分で考え、動ける「自律」をテーマに掲げている。

チームは、昨夏の甲子園も経験するエース左腕の宮城誇南投手(2年)が柱となる。ひと冬を超えて体重も約3キロアップし、73キロに。「体の厚みが増したので、シーズンに入ったらどのくらい投げられるのか楽しみ」と言う。二刀流の右腕、今秋ドラフト候補の金田優太内野手(2年)も控えている。

昨夏の甲子園を経験した下級生も多く、初戦敗退した悔しさもセンバツの糧となる。