怪物1年生スラッガー、センバツに出場する花巻東(岩手)佐々木麟太郎内野手(1年)が13日、高校通算本塁打53本目を放った。

京都市内のグラウンドで東山(京都)と練習試合を行い、バックスクリーンへ特大の3ラン本塁打を放った。4番に座るプロ注目の田代旭捕手(2年)も負けじと通算45号の左越えソロ本塁打を放ち、主砲2人がそろって好調をアピールした。

佐々木麟は、胸郭出口症候群の手術から復帰。今月から本格的に振り始め、8日の近大付戦、9日の履正社戦でも本塁打を放ち、高校通算本塁打を伸ばしている。かねて「いい状態をつくれているときこそ(本塁打を)打てている。いかに打撃の調子を上げて、いい状態を保つのがカギだと思っています」と話していた。初戦22日の市和歌山戦に向けて、佐々木麟のギアが上がってきた。