二松学舎大付(東京)は聖光学院(福島)に敗れ、初戦敗退となった。

6回から3番手として登板した右腕の大矢青葉外野手(2年)が、意地の投球を見せた。「なんとか攻撃につながるように、自分の投球でリズムを作りたいと思って直球で押していきました」と話した。

「3番・左翼手」としてスタメン出場。打撃では、4回に先頭で中前打を放った。

エース布施東海投手(3年)から「後は頼んだぞ」と言葉をかけられ、6回からマウンドへ。この日は最速141キロをマークした直球を中心に、4回を被安打1の無失点に抑えた。それでも「自分の中ではまったく成果は出せなかったので、(自己採点は)20点程度だと思っています」と控えめ。

この悔しさを忘れず、夏にリベンジする。「自分が軸になってチームを勝たせられる投手、チャンスに強いみんなから信頼される打者になりたい」と前を向いた。