星稜(石川)が大垣日大(岐阜)に快勝。奥川恭伸(現ヤクルト)が2年生で出場した18年以来4年ぶりの8強入りを決めた。

1回裏、1死満塁から5番角谷の犠飛で1点を先制。3回には2死二塁から4番若狭が大会第3号となる左越え2ランを放った。4回は8番佐々木の適時三塁打と1番永井の適時内野安打で2点を追加。5回も敵失で加点した。毎回の11安打で6点を奪った。

守っては先発のマーガードが6回を5安打1失点の好投。7回からは左腕中山が3イニングを1失点に抑え逃げ切った。

大垣日大は星稜の積極的な打撃の前に1回戦で18三振を奪った左腕・五島が3回3失点で降板。打線も走者を出しながら2点止まりに終わった。77歳阪口慶三監督の甲子園通算40勝目は夏以降に持ち越しとなった。