今春センバツに出場した花巻東が、新年度最初の公式戦で快勝した。12-1の5回コールドで花北青雲を下し、20日に開幕する県大会出場を決めた。

2年生スラッガー佐々木麟太郎内野手(2年)は「3番一塁」で先発。この日はレギュラー選手のほとんどが2桁背番号を背負い、OBのブルージェイズ菊池雄星、エンゼルス大谷翔平も身につけた「17」を昨夏以来まとった。

佐々木麟は初回の第1打席は空振り三振、2回の第2打席は死球、第3打席は四球、第4打席は適時二塁打で2打数1安打2四死球だった。

花巻東は初回に4番田代旭捕手(3年)の適時二塁打で先制すると、5番小沢修外野手(3年)も適時打で続く。2回にも田代が適時打、小沢が2点適時三塁打を放つなど5点を追加。3回に1点を加点し、4回は2死二塁で佐々木麟がフルカウントから中越え適時二塁打を放つなど4点を奪い、コールド勝ちした。