今春センバツに出場した花巻東(岩手1位)は散発2安打で東北(宮城2位)に1-3で敗れ、初戦敗退となった。

高校通算69本塁打の佐々木麟太郎内野手(2年)は「3番一塁」で出場。第1打席は右飛、第2打席は遊飛、第3打席は空振り三振、第4打席は左飛で4打数無安打だった。佐々木麟は「チームとしても自分としても完璧な実力不足だった」と唇をかんだ。

一打同点の場面を悔やんだ。1-2の6回1死三塁、137キロ直球で空振り三振。「同点に追いつきたい一心で打席に入ったが、今日のポイント、勝負を左右するような場面で後悔しています」。7月8日からは全国高校野球選手権岩手大会が開幕する。「とにかくもう1回、チームとしても自分としてもスタートするしかない。夏に向けて0からやり直したい」と話した。