小諸商は同点で迎えた9回裏、2死一、二塁で浅沼駿亮投手(2年)が中前にサヨナラ打を放ち岡谷南を下した。

この試合、9回表岡谷南の攻撃は1死三塁、打者伊東航太内野手(2年)のカウント2-1となったところで、浅沼が3番手として登板。スクイズを冷静にグラブトスで切り抜け、その裏のサヨナラ勝ちにつなげていた。

小諸商の西沢彰泰監督(37)は、スクイズを防いだ場面について「井出は打たせるタイプですが、浅沼は空振りも取れる。球質の違いで浅沼に代えました。冷静に処理してくれました」と、高い信頼を寄せていることを感じさせた。

小諸商は27日の準決勝で佐久長聖と対戦する。