県岐阜商が8-1の7回コールドで岐阜第一を下し、2年連続の夏の甲子園出場に王手をかけた。

3点リードで迎えた5回、連打で1点を加えると打席には井上悠投手(3年)。2球目をライト線ギリギリに運ぶと、二塁走者が生還し5点目を挙げた。6回も3点を加え、岐阜第一の反撃を1点に抑えた。

井上は先発右腕として7回を投げ1失点(自責0)で完投し、6奪三振と投打にわたる活躍だった。

岐阜第一は体調不良者が続出し、大幅にメンバーを変更した。県岐阜商の鍛治舎巧監督(71)は開口一番、「相手のことを思うと残念。その思いも背負って決勝に臨みたい」とおもんぱかった。

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