光南が田村との公立校対決を4-1で競り勝ち、2年連続6度目の決勝進出を決めた。

初回に金沢太陽内野手(3年)の適時打で先制するも、3回に追いつかれた。同点の8回無死一、三塁で小林貫大投手(3年)が右中間に勝ち越し二塁打を放った。さらに野選と湯沢一颯(いぶき)内野手(3年)の中犠飛で2点を追加。決勝打の小林は「自分は打撃で貢献できてなかったので、すごく自信につながった」と振り返った。

投げては先発のアンダースロー藤田海投手(3年)が6回2安打1失点、4奪三振と力投。7回無死一塁から救援した小林が140キロ前後の直球を軸に1安打無失点、4奪三振で試合を締めた。

27日の決勝では今春センバツに出場し、6月の東北大会も制した聖光学院と激突する。小林は「聖光学院さんは一番倒したい相手。しっかり勝ちきりたい」と闘志を燃やした。光南は16年ぶり2度目の優勝を狙う。

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