日本高野連は27日、第104回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕、甲子園)の第3回運営委員会を大阪市内で開催し、来年以降の暑さ対策として1日2部制での実施などを検討開始すると発表した。現時点では試合を朝の部、夕方の部に分けて行う案が出た。「新しいさまざまな対策」と説明。ナイターについて担当者は「高校生で教育の一環。議論して、そういうことも配慮していく」と言及した。猛暑の季節をずらすほか、他球場使用についても「今後の議論で言えることもあると思う」とした。

また、試合前と試合中のグラウンドでの女子部員の活動を認める。試合前ノック時のボール渡しや練習補助、試合中のボールパーソンを可能とする。日本高野連の小倉事務局長は「ボールボーイ、ボールガールではなく『ボールパーソン』と新しい名称を使っていきたい」と話した。また、入場券は前売りのインターネットで販売するが残席数に応じて、球場窓口で販売する。