海星(長崎)が日本文理(新潟)に11-0で快勝。3年ぶりの甲子園白星を挙げた。

1回、日本文理のプロ注目エース・田中晴也(3年)を攻め、2死走者なしからの3連打で2点を先制。3回に1点を追加すると6回には4安打を集め4点を奪い7点目。7回には日本文理2番手の高橋史佳(2年)から3点を奪い10-0とした。海星の加藤慶二監督(48)は「夢を見ている気分でした。3点も取れないと思ってたので」と、大量得点に驚いていた。

守っては先発の最速147キロ右腕、宮原明弥(はるや=3年)が好投。力強い直球や、さらにバックの堅い守りにも助けられ8安打を許しながら完封。完封勝利は今大会初で「昨日からずっと完封してやると思ってました。(日本文理の田中は)注目されていたので、負けないように投げようとマウンドに立ってました」と笑顔を見せた。