高松商(香川)が佐久長聖(長野)に大勝し、昨夏に続く初戦突破で16強入りした。

プロ注目の浅野翔吾外野手(3年)が2打席連続本塁打を放ち、高校通算本塁打を66本に伸ばした。

「1番中堅」で先発出場。第1打席は四球、第2打席は三邪飛。5回の第3打席で右中間に1本目を運ぶと7回の第4打席では左翼席へライナーで飛び込む2打席連発の2ラン。浅野は昨夏の3回戦、智弁和歌山戦でも本塁打を放っており甲子園では通算3本目となった。8回の第5打席は死球。9回の第6打席は左翼線への適時二塁打を放ち4打数3安打4打点。

高松商は浅野の2本塁打に加え4番本田倫太郎内野手(3年)も3ランを放つなど先発全員の16安打で14点。守っては先発の渡辺和大投手(3年)が粘り強い投球で8回を4失点に抑えた。

佐久長聖は中盤まで接戦に持ち込んだが、後半、高松商の強力打線を抑えきれなかった。4年ぶり白星と20年ぶりの16強入りはならなかった。