大阪桐蔭が9回に19点目の得点を挙げ、春夏通じて同校の最多得点に並んだ。春は19得点、夏は2度目の全国制覇を果たした08年の決勝・常葉学園菊川(静岡)戦の17得点が最多だった。

初回に4番丸山一喜内野手(3年)の適時三塁打から2点を先制すると、6回まで毎回得点。4回には松尾汐恩(しおん)捕手(3年)から田井志門外野手(3年)までの4連打を含む10人攻撃で5点、6回にも9人攻撃で5点を追加した。

15-0で迎えた8回、松尾の今夏1号アーチなどで2点を追加。学校の夏最多得点に並んだ。さらに1死二塁で松尾が2打席連続アーチを放ち、春と並ぶ学校の最多得点を挙げた。