2年連続8度目の出場となった明豊(大分)は、堅実な守備を見せたものの、愛工大名電の前に2得点に抑えられ力尽きた。

7回2死一、二塁での右前打に、右翼手の嶽下桃之介(3年)が見事な返球で二塁走者を本塁で刺し、6点目を許さなかった。

試合後の川崎絢平監督(40)は「先に点を取られてから後半の粘りと考えていた。もう1点、2点取れていたら展開は変わったかなと思います。予想以上に有馬君のピッチングが良かった。そして名電さんの守備での球際の強さに、さすがだなと感じました。鍛えられていましたし、甲子園で勝つチームだと感じました。大舞台で力が発揮できるのは、練習のたまものだと思います」と、愛工大名電の強さを実感していた。