帝京がコールド勝ちで初戦突破した。

初回から先発の高橋蒼人投手(2年)が打ち込まれ2点を先制されたが、その裏、2死満塁から大石和輝外野手(2年)が右越え2点適時打ですぐに追いついた。

金田優哉監督(37)の「今がプレーボールだ」という声に打線が応え、2回に4点を勝ち越すと、3回には主将の稲垣渉外野手(2年)が「狙っていた」というカーブを右翼に運ぶ2ラン。立ち上がりこそ不安定だったが、しっかりと立て直し、8安打10得点で快勝した。

稲垣は「先制されたが、やってきたことをやれば負けるわけがないと思っていた」と振り返った。今後へ向けて「逆転できる力をつけていきたい」と意気込んだ。