高田商(奈良2位)は1年生左腕の仲井颯太投手が9回2安打完封で乙訓(京都1位)に勝利した。

0-0の9回2死一、二塁で高島秀成内野手(2年)が中前にサヨナラ打を放った。仲井は序盤から前日21日に習得したばかりのチェンジアップが効果的に生きて、相手打者を幻惑した。

赤坂誠治監督(46)は「あまり予想していない展開。コントロールやアウトコースに逃げていく球を(秋の)県大会後から練習してアクセントがついた」と評した。

高島も「打ったらサヨナラ勝ちにつながる。打ってやろうと。気持ちで打ちました」と笑顔だった。同校は春夏甲子園4度出場。17年以来、6年ぶりのセンバツまであと1勝だ。

【関連記事】高校野球ニュース一覧>>