日本学生野球協会は15日、都内で審査室会議を開き、高校10件の処分を決めた。

今夏の甲子園に出場した聖望学園(埼玉)は、部員12人の飲酒と喫煙で対外試合禁止1カ月(10月22日~11月21日)となった。今年8月、9月に埼玉県内の寮で部員の飲酒、喫煙行為があった。

大阪府の審判委員(32)は、盗撮行為で除名処分となった。職業は警察官。今年7月22日、大阪大会の審判員として球場を訪れた際に、女子トイレに侵入し個室に隠れて盗撮。女性が気付き、球場の近くにいた大会関係者に報告した。大会関係者の呼びかけに応じず、警察を呼んで現行犯逮捕。その後の警察の取り調べにより、球場で複数回、同様の盗撮行為に及び、さらに駅構内においても女性のスカートの中を複数回盗撮していたことを認めている。

東野(埼玉)の部長(31)は、部内体罰で謹慎1カ月。

鴨川令徳(千葉)の監督(31)は、部内暴力で謹慎3カ月。

桜ケ丘(山口)の部長(48)は、昨年からの度重なる部内体罰と報告義務違反で謹慎7カ月。部員が最寄りの警察署を訪れたことで発覚した。

水城(茨城)の監督(43)は部内での女子マネジャーに対する暴言で謹慎1カ月。

西目(秋田)は、部内でのいじめにより、対外試合禁止1カ月。

東明館(佐賀)の監督(34)は、部内での多数の部員への不適切発言で謹慎6カ月。

信太(大阪)の監督(29)は、部内での不適切指導で謹慎3カ月。