プロ注目の怪物スラッガー、花巻東の佐々木麟太郎内野手(2年)が27日、神奈川県内で行われた年内最後の練習試合となる横浜隼人戦で、2本の本塁打を連発。日ハム清宮(当時早実)が持つ、高校通算本塁打記録とされる111本にあと5本と迫る、通算106本として年内の公式戦、練習試合を締めた。

今秋は、10月11日に行われた東北大会初戦で敗退。高校通算は93本で止まっていた。その後の練習試合でフォームを試行錯誤しながらも、13本の本塁打を加えた。

来春のセンバツ出場は絶望的で、この冬は来年の夏の甲子園を目指し、練習を重ねる。

◆高校通算本塁打 これまで通算100本超えが判明しているのは清宮幸太郎(早実-日本ハム)の111本、山本大貴(神港学園-JR西日本)の107本だけ。両者の100号到達は清宮が高3の17年6月4日、山本が高3の12年5月14日だった。