3年ぶり7度目出場の大分商・大道蓮主将(3年)が開会式を終え、初戦突破に意欲を見せた。19日の第2日の第2試合で作新学院(栃木)と対戦を翌日に控え、「観客が入った球場に立って、つらい練習も乗り越えてきて良かったと思った。今までやってきたことを出し切れるよう頑張りたい」と意気込んだ。

コロナ禍で大会4年ぶりの入場行進。「テレビで見ていた球場のままですごいなと思った。ライト側の門からグラウンドに入った時、観客の声が聞こえたことにまず感動した。リハーサルと違って観客が多く、緊張したが甲子園の土を踏めてうれしかった。昨日は会場が静かで試合のイメージが湧かなかったが、今日は試合のイメージが湧いた」。大観衆の声援を受け、モチベーションは高まった。