朝からの雨で、時間をずらし、試合を開催する予定だったが、回復が見込めず午前9時15分に中止が決定した。第1試合を予定していた山梨学院は2回戦に続き2度目の雨天順延にも、動揺することなく、甲子園の球場内で約1時間半。打撃練習、走塁の確認を行った。進藤天(てん)主将(3年)は「うちのチームは足を使う野球をする。この天候だと足元がぬかるんで足が取られる。明日、天気がいい中で試合ができるのでうれしいです」と、中止をポジティブに捉えた。

光の好投手・升田早人投手の対策は万全だ。「真っすぐに力があるので、高めの真っすぐに手を出さない」と徹底。打撃投手に15メートルほどの距離から投げてもらい練習。目を慣らし、しっかり捉える感覚をつかんだ。

25日はベンチ入りの選手全員で、宿舎近くの温泉へ。疲れも取れ、体調は万全。「リフレッシュできました。このチームはチャレンジャーという言葉を掲げてやってきた。明日は元気よく戦いたい」と笑顔を見せた。