日本高野連が8日、プロ志望届を更新し、日本ウェルネス宮城・大内誠弥投手(3年)が新たに追加された。

持ち味は身長191センチから投げ下ろす最速144キロの直球。将来性豊かな右腕が10月26日、ドラフト会議で指名された場合、同校初のプロ野球選手が誕生する。

エースとして挑んだ最終学年は、同じ私立校に上位進出を阻まれた。今春県大会2回戦は同春センバツ出場の東北と対戦。試合は0-4で敗れたものの、7回4安打11奪三振3失点(自責1)の力投で存在感を発揮した。集大成の同夏宮城大会は初戦を突破したが、先発した2回戦の古川学園戦で5回4失点。役割を果たせず、0-4で敗戦していた。

プロ志望届の提出は、同夏の大会後から家族や金子隆監督(66)らと相談して決めた。大内は「上の舞台でやりたいと思っていた。自分の力を試したい」と決意を新たにした。