今年もイチロー先生が高校生への指導を開始した。

日米通算4367安打のイチロー氏(マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクター)が、4、5日に北海道屈指の進学校、旭川東のグラウンドで同校野球部を熱血指導した。

 

◆智弁和歌山(20年12月2~4日)初日は「観察」、最終日にはフリー打撃も披露した。21年夏の甲子園前には「ちゃんと見てるよ」とメッセージを届け、同年21年ぶりの頂点に。

◆国学院久我山(21年11月29、30日)フリー打撃で72スイングし11本の柵越え。リードの取り方など走塁技術も惜しみなく指導。チームは22年センバツで初の4強進出と快進撃。

◆千葉明徳(21年12月2、3日)初めて甲子園出場経験のない高校を訪問。ナインだけでなく指導者にも助言。今夏は甲子園出場した市船橋に4回戦で敗退。

◆高松商(21年12月11、12日)巨人ドラフト1位の浅野翔吾らに、狙いを説明しながらフリー打撃を行い、技術を伝えた。ティー打撃で使用したバットをプレゼント。同校は今夏の甲子園で8強入り。

◆新宿(22年11月26、27日)部員17人の文武両道の都立高校を自らの意思でサプライズ訪問。新宿のネオンが輝く環境に「都会だー」と声を上げるシーンも。

◆富士(22年12月3、4日)県内トップクラスの進学率を誇る進学校。富士山を望む同校グラウンドで指導。サプライズ登場に「ものまねの人ですか?」と戸惑う選手たちの前で449スイングのノックも打ち込んだ。