来春センバツの21世紀枠の地区推薦校9校が8日午後に発表される。来年1月26日の選考会で本大会出場の2校が選ばれる。

北信越、東海、近畿の地区推薦校を予想した。

【北信越】

北信越大会に唯一出場した富山北部がリードしている。夏に続いて新チームも県で準優勝。3年前には統合する水橋との連合チームあつかいで地区推薦を受けた。甲子園は8強入りした69年夏が最後。

創立100周年の六日町(新潟)など、ほか4校はいずれも躍進しながら北信越出場校に敗れた。

▽新潟=六日町(公立・県8強)

▽長野=赤穂(公立・県8強)

▽富山=富山北部(公立・北信越1回戦)

▽石川=金沢桜丘(公立・県16強)

▽福井=若狭(公立・県8強)

【東海】

実力重視なら小牧南(愛知)が推されそうだ。激戦区を勝ち上がり準決勝で東海王者・豊川と8-12の打撃戦。3位決定戦は豊橋中央に驚異の粘りで7-9。進学校で、過去に甲子園出場がない。

県勢の豊川と愛工大名電が一般枠選出の可能性が高く「愛知3校目」となる点はどうか。

続くのは県8強の桑名工(三重)。優勝した宇治山田商に1-4で敗れた。甲子園出場なし。

帝京大可児(岐阜)は唯一の私立校。大垣日大と接戦を演じた。

▽静岡=浜松城北工(公立・県16強)

▽愛知=小牧南(公立・県4強)

▽岐阜=帝京大可児(私立・県16強)

▽三重=桑名工(公立・県8強)

【近畿】

田辺(和歌山)が最有力。県大会で市和歌山にコールド勝ち、智弁和歌山にも完勝。近畿大会では京都国際に延長2-3。投打に充実し、一般枠候補と遜色ない実力を示した。甲子園は95年夏が最後。

尼崎工(兵庫)が続く。失点の少ない試合運びが光り、レベルが高い兵庫で8強入り。「創意工夫」が推薦理由になった。ダウンタウン松本人志の母校としても知られる。過去に甲子園出場なし。

▽滋賀=草津東(公立・県8強)

▽京都=京都精華学園(私立・府8強)

▽大阪=興国(私立・近畿1回戦)

▽兵庫=尼崎工(公立・県8強)

▽奈良=奈良北(公立・県4強)

▽和歌山=田辺(公立・近畿1回戦)