八戸学院光星・洗平比呂投手が48年の学制改革後、甲子園で史上9人目の3年連続先発登板を記録した。1年夏に愛工大名電戦で先発(5回、自責点0、勝敗なし)、2年夏は3試合中2試合に先発し、1完封を含む1勝1敗だった。

3年連続先発は14~16年の河野竜生(鳴門=現日本ハム)以来で、東北勢初。これを記録するためには、1年の夏に先発する栄誉が必須となる。1年夏の先発は04年前田健太(PL学園)、17年宮城大弥(興南)らがいたが、スーパー1年生でも3年続けるのは難しい。甲子園に3年続けて出るような学校は選手層が厚く、1年生でベンチ入りするだけでも大変だ。ちなみに、星稜・佐宗も1、2年の夏に続き3年連続登板だった(過去2年は救援)。【織田健途】