大会屈指の好左腕同士が、2回戦で直接対決する。昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)の最速143キロを誇る佐宗翼投手(3年)と、八戸学院光星の最速147キロの洗平(あらいだい)比呂(3年)が、8強入りをかけ相まみえる。

佐宗は21世紀枠の田辺(和歌山)を相手に、本調子ではない中でも6回2失点とゲームメーク。洗平は関東第一を相手に9回を投げ抜き、2失点と奮闘した。延長タイブレークで登板した岡本琉奨投手(3年)も直球の最速が148キロで、盤石の左腕2枚看板で星稜打線に襲いかかる。

初戦で佐宗は83球、洗平は156球を投じた。2日連続の雨天順延で中6日空けての登板となり、ともに休養は十分。ロースコアゲームが予想される。