高崎健康福祉大高崎(群馬)が山梨学院を突き放し、ベスト4に進出した。30日予定の準決勝で星稜(石川)と対戦する。

4回終了まで40分かからないハイテンポな試合で0-0の5回、相手投手の制球の乱れからチャンスを作り、1番斎藤銀乃助外野手、2番田中陽翔内野手(ともに3年)が連続適時打を放った。

さらにその後、今秋ドラフト候補の4番箱山遥人捕手(3年)が左翼フェンス直撃の2点適時三塁打を放ち、試合を決めた。

守っては佐藤龍月投手(2年)が試合中盤に人さし指の血豆がつぶれるアクシデントがあったものの、石垣元気投手(ともに2年)との継投で、昨春甲子園Vの山梨学院を1点に抑えた。高山裕次郎内野手(3年)と田中で組む二遊間も堅実で、試合を引き締めた。

同校の準決勝進出は12年以来12年ぶり。青柳博文監督(51)は12年当時のチーム力と比べて「数段上です。これで勝てないと監督に力がないことになる。プレッシャーを感じます」と苦笑いしながら、快勝には手応えを感じていた。

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