1981年夏の甲子園優勝投手で近鉄などで活躍した金村義明氏(60=野球評論家)が後輩の2年連続決勝進出を見届けた。

三塁側アルプス席にOBの広島小園の母こず江さんと並んで座り、守備陣が打球をさばくたびに「いいねえ」と笑顔に。伝統の堅守に「新しいバットになって守備がより重要になりましたけど、本当によく守っている。二遊間といい、三塁といい、うまいですね」と目を細めた。投手陣も「昨年を経験して、いっそう足腰が鍛えられた感じ。いいボールを投げていますよ」と決勝進出の原動力を挙げていた。