北海道高野連は12日、札幌市内で24年度第1回理事会を開催し、昨年度の収益を活用した還元事業を実施すると決定した。

昨年は夏の道大会準決勝、決勝をエスコンフィールド、秋の道大会を札幌ドームで開催し、入場料収入が想定よりも多かった。そのため加盟各校に新基準バットとヘルメット、捕手用マスクの中から希望の用具を配布する。

また連合チームの規定も変更。昨年までは8人以下の複数校によって結成されてきたが、今年から総部員数20人を上限に、9人以上の学校が1校あっても連合チームを組めるようになった。新入生などが加わって1校が単独出場となった場合、残る少人数校の生徒が大会出場が難しくなる規定だったが、日本高野連の規定に準じて変更する。

春季大会は5月5日の空知地区を皮切りに地区大会が開幕し、22日から札幌円山で道大会が行われる。