第106回全国高校野球選手権(甲子園)に出場した北北海道代表・白樺学園が16日、芽室町内の同校で新チームが始動した。3年生10人が引退し、1、2年生の選手46人で再出発。新主将に就任する見込みの大西遥斗捕手(2年)は「北海道内で最後まで3年生と野球ができた分、新チームの練習で後れを取っている。嫌われるくらい厳しくやっていく」と覚悟を見せる。
大西は甲子園での1回戦創成館戦(0-1)では「4番左翼」で先発し、4打数2安打だった。夏は主に外野手だったが、秋からは捕手に戻り、打撃では引き続き中心となる。創成館戦では味方の失策が絡んで献上した1点が勝敗を分けた。「結果論だけど、あの1点がなければという話になる。やっぱりまずは守備から」と、チームの課題を見据える。
9年ぶりに夏の甲子園に出場し、目標は「甲子園に行く」から「甲子園で勝つ」に変わった。3年生が抜けても、甲子園メンバー10人が残る。他校からはライバル視され、プレッシャーもあるが「甲子園で1勝できなかったのは悔しい。試合に出ていた選手が中心になってやっていけば、チームもより良くなる。そういうチームを作っていきたい」。練習再開初日から朝8時からの午前と午後の2部練習を実施。まずは05年からの20年連続の十勝地区制覇に向け、白樺学園の秋がスタートした。【保坂果那】
○…背番号11として甲子園マウンドを経験した2年生左腕、神谷春空(はるく)投手が主戦としての自覚を強めた。創成館戦では8回表1死二塁で代打として投入され、その裏の1死走者なしから2番手として登板。2者連続で打ち取った。「せっかく甲子園で投げさせてもらって、その経験を生かして次の勝利につなげたい」と力を込めた。

