9日午後1時55分ごろ、大分県別府市南畑の大分自動車道上り線で、県立森高校(玖珠町)の野球部員らが乗ったマイクロバスが大型トラックに追突した。

 森高校によると、少なくとも5人が病院に搬送され、うち野球部監督1人が死亡した。

 大分県警によると、バスには部員や監督を含め約30人が乗っていた。

 9日午前に全国高校野球選手権大分大会の開会式が開かれ、バスは大分市の会場から学校に帰る途中だったとみられる。大分県警は、自動車運転過失傷害容疑で、バスを運転していた自衛官の男(49)を現行犯逮捕した。

 09年7月にも、大分大会の開会式に向かう私立柳ケ浦高(宇佐市)の野球部員が乗った大型バスが大分道で横転、生徒1人が死亡、37人が重軽傷を負う事故が発生した。