<高校野球西東京大会:東海大菅生7-0八王子>◇10日◇1回戦

 1回戦屈指の好カードは、東海大菅生が八王子を7回コールドで破り、11年ぶりの全国選手権出場へ好発進した。2回、2死満塁のピンチをしのぐと、その裏に失策絡みで3点を先行。4回には、上田崇捕手(3年)が2死満塁から走者一掃のタイムリー二塁打を打ち、一気に突き放した。春の打撃不振から、早朝の早出、夜の居残りと「暇さえあればひたすら打った」という主将は、「自分たちの目標は日本一しかない」と言い切った。