<高校野球西東京大会:堀越11-4小平>◇1回戦◇11日

 昨夏8強の堀越が、小平との初戦を8回コールドで制した。3点リードの4回、藤村喬介外野手(3年)が左越え3ランを放ち、一気に突き放した。内角低めのカーブを、「インコースが来たら運ぼうと思っていました」と文字通りの狙い打ちだった。点差を6点に広げた8回には、遊失で出塁。サヨナラコールドのホームを踏んだ。春夏合計10回の甲子園出場を誇る強豪も、ここ5年のうち3回はベスト8止まり。山口泰男監督(40)は「殻を破るために、選手には自信を持って欲しい」とエールを送った。