<高校野球神奈川:横浜5-4横浜創学館>◇28日◇準決勝

 春夏通して初の甲子園出場を目指した横浜創学館が、強豪横浜の前に散った。6回に一挙4点を先制されたが、1点ずつ着実に返し、8回には4安打に敵失を絡めて2得点。1点差に詰め寄った1死一、二塁で併殺となり、逆転機を逸した。放った安打は横浜を2本上回る15本だった。昨秋横浜にコールド負けして以来、横手投げに転向したエース住吉志允(ゆきのぶ=3年)は「秋のリベンジができたらいいなと思いましたが、あと1歩及ばずでした」と目を真っ赤にした。