<高校野球西東京大会:日大三9-3日大鶴ケ丘>◇28日◇準決勝

 「日大対決」を制した日大三が、2年ぶりの夏の全国選手権に王手をかけた。5回に清水弘毅内野手(3年)の適時打で同点。6回には鈴木貴弘捕手(3年)、吉永健太朗投手(3年)の連続タイムリーで勝ち越し、相手エースの岡孟杜(3年)を攻略した。昨夏に敗れた兄弟校に、同じ準決勝の舞台で雪辱した。決勝では早実と対戦する。鈴木は「これでモチベーションは上がると思う。でも、次に負けたら今日の勝ちは意味がない」と、勝ってカブトの緒を締めていた。