<高校野球栃木大会:作新学院17-5宇都宮商>◇31日◇決勝

 62年に史上初の甲子園春夏連覇を果たした古豪、作新学院が2年ぶり7度目の甲子園出場を決めた。

 3回に1番石井一成内野手(3年)のソロで先制。そこからは6回以外の毎回得点で、18安打17点。栃木県の決勝最多得点記録となる猛打だった。また大会を通して、最多三塁打の大会タイ記録(11本)も記録。昨夏スタメン出場した決勝で敗れた板崎直人主将(3年)は「去年の悔しさを忘れないでここまで来た。2年前スタンドで見た甲子園は、独特な雰囲気でした」と興奮気味に話した。