<高校野球宮城大会:佐沼8-3塩釜>◇20日◇準決勝◇コボスタ宮城

 佐沼が第4シード塩釜を破り、48年ぶり3度目の決勝進出を決めた。

 初回に相手の失策で先制すると、2回にも四死球に犠打を絡めて2点を追加。3-2の4回には5番千葉駿太(2年)6番大友健司(3年)の連続適時打などで4点を奪った。

 投げては背番号1の佐々木暉(3年)が、7安打を浴びながら3失点と粘った。154球を投げ抜いた右腕エースは「ここまで来たので、最後まで投げきるしかない」と、初の甲子園出場をかけた利府との決勝(21日)へ気を引き締めた。