<全国高校野球選手権:高崎健康福祉大高崎10-0利府>◇18日◇2回戦

 高崎健康福祉大高崎(群馬)が15安打に11盗塁を絡めて10点を奪い利府(宮城)に快勝、3回戦進出を決めた。

 1回、3安打に4盗塁などで3点を奪う速攻。3回にも2点を奪うとその後も加点した。

 青柳監督は「初回に3点取れたのが大きかった。あれで自分たちのペースになった」と話した。

 プロ注目の3番脇本直人外野手(3年)は3安打4盗塁と活躍した。

 「機動破壊」をチームのスローガンに掲げ、盗塁は「行けたら行け」(青柳監督)。大会記録の13個(53年=土佐)には2個及ばなかったが、1回戦の4個と合わせ2試合で15盗塁。甲子園でもその機動力を存分に発揮している。