<全国高校軟式野球:中京2-0三浦学苑>◇31日◇決勝◇明石トーカロ

 4日間にわたる延長50回の激闘を制し決勝進出した中京(岐阜)が、三浦学苑(神奈川)を破って2年ぶり7度目の優勝を果たした。

 0-0の6回に1点。7回にも1点を追加し2投手のリレーで完封した。

 この日は午前9時から行われたサスペンデッドの準決勝・崇徳戦に勝利。同10時過ぎに試合が終わり、そこから約2時間半のインタバルを空けて午後12時半開始の決勝戦に臨んだ。

 50回を完封したエース松井大河投手(3年)はベンチスタート。それでも4回途中からリリーフでマウンドに上がり5回2/3を無失点に抑えた。

 松井は25日の1回戦・河南(大阪)戦で延長11回1失点完投。27日の準々決勝・能代(秋田)戦は9回完封。そして準決勝で50回を完封。4試合、75回2/3、1047球を投げ、わずか1失点に抑える鉄腕ぶりを発揮し優勝投手に輝いた。