<センバツ高校野球:清峰4-1報徳学園>◇1日◇準決勝

 報徳学園(兵庫)が7年ぶりの決勝進出を逃した。清峰(長崎)のエース今村の前に散発6安打。8回2死二塁から、4番西郷遼平主将(3年)の左前適時打で1点を返すのが、やっとだった。

 西郷主将は「8回は、つなぐ意識で打席に入った。今までも、つないでつないで、やってきましたから」と話した。永田裕治監督(45)は「今村くんがうまいし、すごかった。うちの選手は250点、300点くらい、力以上のものが出せた」と相手エースをたたえた。