<高校野球長野大会:長野8-1池田工>◇5日◇1回戦

 昨年準優勝の長野が池田工を8-1の8回コールドで下し、46年ぶり3度目の甲子園出場に向け好スタートを切った。

 長野は1回裏に池田工・加蔵大地投手(3年)の立ち上がりを攻め立て、5、6番の連打で3点を先取。3点リードの8回裏に3番丸山紘平捕手(3年)の中前2点適時打など2四死球4安打を集め、4得点で勝負を決めた。

 県屈指の進学校で、快進撃の昨年は、OB北村晴男弁護士も応援に訪れた。しかし昨秋、今春ともに地区大会で敗退。倉坪知之監督(37)は「中盤の苦戦で、公式戦の難しさを再確認できてよかった」と話した。東海大三、創造学園大付などと同じ激戦ブロックに入った。9日に下伊那農と対戦するが、昨夏に負けた松商学園に雪辱するためには準決勝まで負けられない。