<高校野球西東京大会>◇16日◇3回戦

 昨夏4強の小平が日野に延長の末、0-1で敗れ、3回戦で姿を消した。今春から急成長した右横手投げの西啓嘉投手(2年)が先発。最速110キロながら、手元で曲がるクセ球で相手の強力打線を封じ、8回途中まで完封した。2番手の樽海翔大投手(3年)が10回に2安打され、サヨナラ負けしたが、シード校に食い下がる大熱戦だった。石田幹雄監督(50)は「選手を使うのは監督だから、すべて監督の責任」と話し、ナインの労をねぎらった。