ヤンキースがレッドソックスに快勝し、対戦成績を1勝1敗とした。

先発した田中将大投手(29)は、5回3安打1失点1四球4奪三振の力投で、今ポストシーズン初勝利を挙げた。

田中は、3回裏まで無失点。4回裏1死から4番ボガーツにソロ本塁打を浴びたものの、後続は退けた。

5回裏を3者凡退に仕留めて、3-1とリードを保って救援陣にマウンドを譲った。

球数は78球。

ヤンキースは1回表、ジャッジのソロ本塁打で先制した。続く2回表には、サンチェスのソロ本塁打、マカチェンの適時打で3点目を奪い、レッドソックスの先発左腕プライスをKOした。

さらに、7回表1死一、三塁からサンチェスが左中間場外へこの日2本目の本塁打を放ち、3点を追加した。

試合後の田中は「1人1人、1球1球というところは神経使って投げたので、その結果かなと思います」と投球を振り返った。

さらに「敵地で1勝1敗で帰れるというのは、すごく大きいと思っていたので、最高の結果になったと思う」と、満足そうな表情だった。

なお、第3戦は8日(日本時間9日)、舞台をヤンキースタジアムに移し、ヤンキースがセベリーノ、レッドソックスがポーセロの両先発で行われる。