ドジャースが勝ち、3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

前田健太投手（30）は、今シリーズ初登板で、苦しみながらも1回を2安打無失点に抑えた。4点リードの8回から5番手で登板。リズム良く先頭打者を空振り三振、2人目を三ゴロに仕留めたが、7番インシアルテ、8番カルバーソンに連打を浴び、一、三塁とピンチを広げた。

続く代打デューダに対し、カウント3ー1からの5球目、内角の直球をとらえられ、右翼へ大飛球が上がった。ヒヤッとしたが、打球はポールの右にそれ、ファウル。続く6球目の直球も内角、93マイル（約150キロ）の直球を投げ、詰まらせて中飛に打ち取った。

地区シリーズ第3戦まで登板なしが続き間隔が空いていたが、粘りの投球で無失点。地区シリーズ突破へバトンをつないだ。