ドジャースのリッチ・ヒル投手(39)が、MLBで難病や逆境を克服して活躍した選手に贈られるトニー・コニグリアロ賞を受賞した。

ヒルは腕と膝の負傷で3回故障離脱しながらもシーズンを全うし、ナショナルズと戦ったナ・リーグ地区シリーズの第4戦にも先発した。

トニー・コニグリアロ氏は1960-70年代にレッドソックスで活躍しながら再起不能と思われるような負傷や病気に見舞われ、そのたびに奇跡的な復活を遂げたが、82年に45歳の若さで亡くなった。この賞は1990年に同氏の名前を冠して制定された。

受賞についてボストン育ちのヒルは、「コニグリアロ氏の伝説についてはよく知っており、とても光栄で、身が引き締まる思い」とコメントした。(AP)