ダイヤモンドバックスのマイク・リーク投手(32)が、今季はプレーしない選択をしたことが29日(日本時間30日)、明らかになった。複数の米メディアが伝えたもので、新型コロナウイルス感染拡大の不安から、辞退する初のメジャーリーガーとなった。

通算105勝のリークは、レッズ、ジャイアンツ、カージナルスなどで主に先発としてプレーし、昨季途中にマリナーズからダイヤモンドバックスへ移籍。今季もローテーションの一角として期待されていた。

リークの代理人を務めるダニー・ホーウィッツ氏は「今回のパンデミックが続く間、マイク(リーク)と家族は今季プレーすることについて多くの議論をしてきた。マイクにとって簡単な決断ではなかった。彼はダイヤモンドバックスのチームメートの幸運と健康を願っており、2021年を楽しみにしている」との声明を発表した。

また、昨季ワールドシリーズを制したナショナルズのチームリーダーで、通算270本塁打のライアン・ジマーマン内野手(35)と先発候補の通算21勝右腕ジョー・ロス投手(27)も、プレーしない選択をしたと報じられている。