スポーツ・イラストレイテッド電子版が25日、記者7人による今季の“大胆”予想を紹介。そのなかでニック・セルブ氏は、大谷翔平選手が「1試合で本塁打と勝利の両方を記録する」とし、同選手の活躍に期待をかけた。

同記事は、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に異例ずくめのシーズンとなった昨年に比べ、ことしは観客動員に制限はあるものの、日常が戻ってくるとコメント。だからといって異例の事態が起こらないわけではないとし、特集の意図を説明した。

セルブ氏は、大谷が21日のオープン戦で「1番投手」として出場したことに触れ「ジョー・マドン監督は今季に関し、『ショーヘイ・ルール』の大まかな廃止を誓った。毎回彼を投打で起用するわけではないだろうが、少なくとも1度はそうするはずだ。縛りが解けたことで彼のポテンシャルが完全に解き放たれれば、見応えのある『ショー』を期待できるかもしれない」とつづった。

また、ステファニー・アプステイン氏は「エンゼルスがプレーオフに進出する」と思い切った予想。エンゼルスを完成させる「最後のピース」としてチームに加わった大谷がケガを乗り越え、好調をアピールしている点に触れ「そろそろ夢を見てもよいころだ」と述べている。