ドジャースが本拠地で6時間超えの死闘を、延長18回裏、レディ・フリーマン内野手(36)のサヨナラ本塁打を放ち制した。連勝でシリーズ2勝1敗とした。

ブ軍の先発は、サイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザー投手(41)。レジェンド右腕に対し、2回にテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)、3回には大谷翔平投手(31)がソロを放って2点をリードした。

その直後には、ミスからまさかの大暗転が待っていた。先発タイラー・グラスノー投手(32)が、先頭ゲレロに四球を与えると、続くビシェットの二ゴロを、ゴールドグラブ受賞経験を持つトミー・エドマン内野手(30)が後逸。ノーヒットでピンチを招くと、1死からカークに逆転3ランを浴びた。

グラスノーはその後も連打を浴び、ヒメネスの犠飛で一挙4点を失った。

反撃したい打線は、5回1死一塁で、大谷が左中間を破る適時打二塁打。2死からは、フレディ・フリーマン内野手(36)にも適時打が飛び出し、大谷が同点のホームを踏んだ。

勝負はリリーフ勝負に突入。6回から好救援を見せていたド軍の左腕ジャスティン・ロブレスキ投手(25)が、7回2死からゲレロに中安を浴びると、デーブ・ロバーツ監督(53)はブレーク・トライネン投手(37)を投入した。

右打者ビシェットを迎えた場面で、念には念を入れた継投。だが、ビシェットに一塁線を破られると、不規則にはずんだクッションボールが外野を転々とする間に、一走ゲレロの生還を許した。

意気消沈した本拠地を生き返らせたのは、やはり大谷のバットだった。7回1死から右腕ドミンゲスの97・6マイル(約157キロ)を捉えると、打球は左中間席へ吸い込まれる同点弾。一振りで試合を振り出しに戻し、ドジャースが息を吹き返した。

その直後の8回には、1死一、二塁から佐々木朗希投手(23)がワールドシリーズ(WS)登板。フランスを三ゴロに打ち取り、2死二、三塁からルーカスを投ゴロに打ち取った。

佐々木は9回も続投。2死一、二塁のピンチを切り抜けるも、サヨナラ勝ちとはならずに延長戦へ突入した。

佐々木は延長10回から、7番手エメ・シーハン投手(25)へバトンタッチ。両チーム譲らない死闘となった。

延長12回の2死満塁では、今季限りでの引退を表明しているクレイトン・カーショー投手(37)が登板。フルカウントからの7球目、低めのスライダーでルーカスを二ゴロに打ち取った。

その後はド軍がエドガルド・エンリケス投手(23)やウィル・クライン投手(25)、ブ軍がエリック・ラウアー投手(30)の投げ合い。ドジャース打線も再三の好機を生かし切れなかったが、ついにサヨナラ勝ちを飾り、6時間超えの死闘に終止符を打った。

次戦は大谷翔平投手(31)が先発マウンドに上がる。 大谷は第1打席から、右二塁打、右越え本塁打、左中間適時打二塁打、左中間本塁打、申告敬遠、申告敬遠、申告敬遠、申告敬遠。7打席7出塁の時点でポストシーズン(PS)新記録となったが、記録をさらに更新した。右足に違和感を訴える場面もあったが、プレーを続行した。

ワールドシリーズ(WS)での1試合4長打は、1906年のフランク・イズベル以来119年ぶり、史上2人目の快挙となった。また、単一ポストシーズン(PS)で3度目の1試合マルチ本塁打は、史上初となった。

敬遠が公式記録となった55年以降で、WSにおいて走者なしで2度も申告敬遠をされた史上初の選手となった。

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