阪神先発の秋山拓巳投手(24)が7回4安打1失点と好投した。

 初回から緩急を巧みに使い、中日打線に的を絞らせない投球。6回まで無失点に抑えたが、1点リードの7回にエルナンデスに適時二塁打を浴び同点とされた。その裏の攻撃、2死満塁の好機で代打江越が送られマウンドを下りた。だが勝ち越し点を奪えず、勝利投手の権利はつかなかった。「全体的にリズム良く投げられたと思いますが、大事なところできっちりと投げきれるかどうかが、勝てる投手とそうでない投手の差なのかなと感じました」と語った。

 12年6月30日ヤクルト戦(神宮)以来、3年ぶりの勝ち星とはならなかった。