オリックスは1日、馬原孝浩投手(33)と坂口智隆外野手(31)が今季限りで退団すると発表した。

 ともに野球協約の減額制限(年俸1億円以上は40%、1億円以下は25%)を超える大幅ダウンを球団から提示され、同意せずに自由契約を選んだ。

 「残念ではあるが、厳しい勝負の世界だし、2人とも頑張って欲しい」と瀬戸山隆三球団本部長。チーム生え抜きの坂口に関して「功労者と認識しているが、それだけでお金を払う世界ではない。シビアにいくところはいかないと」と話した。

 坂口は現役続行を希望。馬原は引退か、米球界挑戦も選択肢に入れている。