ロッテ涌井秀章投手(29)が、自身6年ぶり3度目となる最多勝のタイトルを手にした。

 今季最終戦で、延長10回を6安打3失点。11回表に味方が6点を勝ち越し、15勝目を挙げた。日本ハム大谷と並ぶリーグトップタイとした。

 137球を投げた。試合中も、味方の野手から励まされ続けたという。次は、10日から日本ハムとのCS第1ステージ。球数が多かったことで、影響を心配する声も出かねないが、「今日、投げても投げなくても、CSでもしっかり投げるつもりでいた。チームは勢いがある。勝ち抜ける自信はあります」と力強く話した。